「次は何するんだ?」
祐君は
材料をボールに入れて
私の方を向く
「後は一人で出来るから、祐君は座ってて」
「だーめ。危なっかしいから」
「危なっかしいとか、私は幼稚園児か!」
「そうかもね」
「んな!ひどっーーー!」
「ひどくて結構!」
意地悪そうに笑う
祐君をみて
私も
意地悪したいという
気持ちが芽生える
「幼稚園児に告白してきた祐君も幼いよーだ」
これで
どうだっと
思いきや
祐君は
落ち着いて
優しい笑顔で
「俺、幼いから」
そういうと
私が
言い返せないのを知っているのだろうか・・・
「もう!いいから座ってて」
「はいはい」
そういって
渋々祐君は
ソファに座った
「はあ・・・」
溜息が出る
でも
楽しい
楽しいと疲れるの気持ちが交互する
でも
こういう気持ちになれるのが
幸せだって
思えるのは
大切な人を失った後だから
なのかも知れない

