私は、比較的に前とは落ち着いていた。

随分と慣れたものね…。

アリシアは、幼馴染兼侍女のレイと薔薇園でお茶会をしていた。

アリシアは、決してレイを侍女と思ったことがない。

“幼馴染” と、考えている。

記憶はなくしたが、ナゼか彼女の記憶だけは、残っていた。

アリシアは、彼女だけに心を開いていた。