アリシアは、今中庭に来ていた…。 満月が見える月明かりの下にいる彼女は、誰がみても美しいと思うだろう。 つまり、今は夜…。 アリシアの周りには、誰もいない。つまり、護衛もなしできたということ。 一人になりたかったのだ。 そう。一人の時間が…。 「この頃は、窮屈だわ……。」 アリシアは、育ちが良かったはずだから、教育を受けなくても良いぐらいの立ち振る舞い。 だから、国のことぐらいしか勉強しなくてすんだ。だからこそ、“暇”なのだ。