アリシアは、今中庭に来ていた…。
満月が見える月明かりの下にいる彼女は、誰がみても美しいと思うだろう。
つまり、今は夜…。
アリシアの周りには、誰もいない。つまり、護衛もなしできたということ。
一人になりたかったのだ。
そう。一人の時間が…。
「この頃は、窮屈だわ……。」
アリシアは、育ちが良かったはずだから、教育を受けなくても良いぐらいの立ち振る舞い。
だから、国のことぐらいしか勉強しなくてすんだ。だからこそ、“暇”なのだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…