‐Flower Grden of EDN‐

匠の言いたいことは、なんとなくわかる


俺だって、好きになった相手によっては、そんなこと考えたりすることがある

ま、俺の場合はそう考えたとしても、あとは突き進むしかないって感じで、いつまでもウジウジ考えてないけどな



「で、匠はそれを聞いたら、なんかすっきりするわけ?」


「・・・かな~。でも、李生さんのこと少しでも多く知りたいって思います。

実は最近、自分の叔父が李生さんの同級生だって初めて知って、そしたらなんか叔父さんのほうが、俺より李生さんのこと知ってるって思うと

こうここら辺がモヤモヤして気持ち悪いんです」


匠は、胸のあたりでモヤモヤの気持ちを手振りで表した


・・・・・つーか、それって完璧ヤキモチってやつだな(汗)

しかし、まさか本人にそう言う訳にもいかず、苦笑いで東吾は匠の次の言葉を待った


「李生さん、綺麗だし付き合っていた人、いたんですよね?どういう人でした?」


え~、やっぱその話続ける~?

余計落ち込むだけじゃね?

ま、俺もそんなに詳しいこと知らねーからいっか