‐Flower Grden of EDN‐

わたしは隅で下を向いている愛子に目を向けた


「どこ見てんだよ!」

わたしは突き飛ばされて、川原の砂利に思い切り転んだ

「イタッ・・・」

ついた手のひらを見ると、砂利でポツポツと穴が空き、血が滲んでいる



「そんな血、大したことないんだよ。いちいち痛いとか言って馬鹿じゃないの。

言っとくけど、これはイジメじゃないからね。

アンタが愛子にされた仕返ししてるだけ。

それに、今度は調子に乗って柚希にも手だしてくるから、もういい加減ちゃんとわかってもらわないとって感じ。

アンタ、そうとう頭悪いみたいだね。少しぐらい顔がいいからって、していいことと悪いことがあるんだよ!」



”これはイジメじゃない”?

わたしの中でこの一言だけが木霊する


「ほら、愛子もなんか言いなよ」


「え・・・、あの、いいよ」


愛子は転んでいるわたしに少し目を向けたが、すぐに顔を伏せた


「これは愛子のためにやってるんだよ?」

「でも・・・」


わかってる、愛子がこういう乱暴なこと嫌いだって

わたし、愛子ととても仲が良かったんだもの

親友だねって、いっぱいいろんな話したんだもの

そう、愛子の初めての彼氏のことだって・・・・


なのに・・・・なんでこんなことになってるの