‐Flower Grden of EDN‐

次の日からも、わたしは学校に行き続けた

坂野との約束を必ず果たしたい、そう強く思った

ただそれから変わったのことは、クラスでも柚希が話しかけてくれて、それに便乗したように話しかけてくれるクラスメートが増えたことだった


柚希はとても人当たりがよく、誰とでも打ち解けられる明るさをもっていた

それからいつも「片田も、こっち来いよ」と皆の輪に、わたしが自然に入れるようはからってくれた


輪に入れてもらって、今まで知らないふりをしていたと思ったクラスメートの本音も聞いた

わたしがひとり意固地になって、近づきがたい雰囲気を出していたことも気づくことが出来た

わたしは本当に周りを見ていなかった

話してみると、こんなに気さくに受け入れてくれるクラスメートがいたのだ


そして、わたしと柚希の仲も急速に接近していった

いつの間にか”伊藤くん”から”柚希くん”に呼び名が変わっていた


柚希のわたしに対する呼び名は変わらなかったが、わたしは柚希に呼ばれるだけで嬉しかった


わたしは


きっと


柚希に


恋をしていた