‐Flower Grden of EDN‐

「・・・・もしかして、死のうとか考えてた?」


「・・・・」

そうだよ、だってもうそれしかないんだもの



「・・・死ねんの?でもたぶん、そう簡単に死ねないよ、人って。

だって、すげぇ怖いじゃん」


「・・・・・」

怖いよ、だからここで地団駄を踏んでるの


しばらくわたしたちは沈黙していた

柚希は何か考えている様子だった


そしてポケットから取り出した携帯を、数回開いたり閉じたりして言った



「・・・なぁ、・・・坂野と話したい?」


「・・・・」え・・・


「俺、部活の顧問だったから、先生の携帯知ってる。話したかったら、かけてやるよ」


なんの転機なのかわからなかった

ただ死ぬのが怖かったわたしは、思わずこくりと頷いただけだった


坂野に死んで詫びると思ったのに

どこまでわたしは弱虫の意気地なしなのだろう

坂野はどんな気持ちで辞めていったのだろうか

わたしを恨んでいるだろうか

それとも辞めてせいせいしているのだろうか

坂野には聞きたいことがたくさんあった



そして、一番は


”坂野先生、わたしはこれからどうしたらいいですか”


そう聞きたい