Flower Grden of EDN
柚希は政宗との携帯でのやり取りを終えて、ただひたすら店の仕事に精を出していた
きっと、匠は来る
そう感じながら、その緊張を紛らわせるかのようにせっせと店の中を動き回った
甥が店に来るだけじゃないかと思っても、おかしいぐらいドクドクとなる胸が、そんな単純なことではないと騒いでいる
・・・・馬鹿か、俺
何今更ビビってんだよ
こうなること覚悟して、あの時すがってきた匠を助けなかったんじゃないか
”甥と縁が切れてもいい”
そう覚悟して、俺は李生を選んだんだ
もう、同じ後悔だけはしないって心に誓ったんじゃないか
「ぁ、、、、」
柚希は、アレンジしようとしていた花を思ったよりも短く切りすぎて、小さな声を上げた
「っ、たく、何やってんだよ」
自分があまりにも小心者で嫌になる
ただ、俺の正直な気持ちを
匠に伝えるだけじゃないか


