柚くんの店にも行こうと思った

でも、あの日柚くんに”協力できそうもない”そう言われて

ただ予想外の言葉で動揺して、その意味を深く追求出来なくて、

逃げるように電話を切った

あれから、柚くんにも連絡出来ていない


昔から柚くんは、友達のような存在だった

歳は全然違うけど、柚くんを大人だと思ったことは一度もなかった気がする

柚くんは、いつも俺の見方だった

俺のことは母親よりずっと理解してくれた

だから俺は柚くんのことが大好きだった

柚くんは特別だった


なのに、、、、

今は柚くんに会うのが、怖い

柚くんと話すのが、怖い


昔、武道一筋だったなんて思えないぐらいすごく柔らかな性格で、どんな俺も受け入れてくれる人だと、、、


・・・・・最近まで勝手に思い込んでいた