わたしは涙を拭って、ゆっくりと彼の方へ歩き出した


この選択は誰のせいでもない





わたしは”負けた男”につかなかった

ただそれだけだった


わたしの選択肢ははじめから”強い男”だけだった




それはすべて、自分で選択したことだった


わたしには”強い男”が必要だった




この”学校”という小さな世界がすべてだったあの頃、




わたしにはそれが”最良の選択”だった



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