‐Flower Grden of EDN‐

李生はその後ろ姿と、道場の入口に寄りかかって李生を待っている志紀とを交互に見た

わたしはまだ選べる立場なのか、否か

・・・もし、選べるなら、、、、


だけど、志紀先輩が言った



「李生、勝負は勝つか、負けるか、ただそれだけだよ。ひとりにさせときな」



勝つか

負けるか


まるで、わたしがこの学校で


生きていけるか

いけないか


そう言われているようだった


わたしの心に、いつしか坂野先生と約束した言葉が冷たい風のように蘇る


”俺は、お前にちゃんと卒業して欲しい。仮に俺になにか償ってくれるつもりならできるだろ”



わたしには償うべきことがある

わたしには償うべき人がいる


・・・・坂野、先生



目の前に、わたしを救ってくれたふたりの男がいる

ひとりは、伊藤柚希

ひとりは、東野森志紀


わたしが、どちらかを選ぶのに、そう時間はかからなかった