「勝負!」
二本目までの勢いが嘘のように、ふたりは互の間合いを慎重に取っている
「さあ、来いよ。どうした?柚希。さっきの一本で怖くなったか?」
「・・・まさか、ただ先輩がどうくるのか予想できないだけですよ」
「クスクス、嘘だね。柚希はもう俺がどう来るのか予想してる。
じゃ、ご要望にお応えして俺から行きますか」
志紀は少し遠い間合いから素早く攻めてくるに違いない
柚希はそう予測していた
志紀の速さはその左足を相手に悟られないように引き付けるところにある
・・・・・風が、、、変わる
くるっ!!
そう思った瞬間に柚希の右手に小手が入り、すぐさま頭上に志紀の竹刀が振りかぶる
柚希はかろうじてそのメンを防御し、鍔迫り合いへと持ち越した
「あれ、おっかしいな~。柚希に防御されちゃった、クスクス」
「くっ・・・先輩、甘いですよ。こっからは、先輩の好きにはさせませんから」
危なかった・・・内心柚希はそう思っていた
この人の速さは尋常じゃない・・・
それになんでこんなに余裕なんだ
競り合いなのに、けして力が感じられない
むしろ、俺の方が・・・・圧されてる
柚希はこの競り合いから、どう志紀が打ってくるか迷った
志紀がこういう展開からよく得意な技は”引きメン”だ
だが、ここで志紀がその得意技で攻めてくるのか、それとも俺の考えを読んで、違った技でくるのか・・・・
”柚希は、相手はこうくるっていう変な自信あるから勝てない”
志紀のその言葉がどこかに引っかかっていた
どうする、ここからどうする
志紀先輩はどうくる、どう攻めてくる
二本目までの勢いが嘘のように、ふたりは互の間合いを慎重に取っている
「さあ、来いよ。どうした?柚希。さっきの一本で怖くなったか?」
「・・・まさか、ただ先輩がどうくるのか予想できないだけですよ」
「クスクス、嘘だね。柚希はもう俺がどう来るのか予想してる。
じゃ、ご要望にお応えして俺から行きますか」
志紀は少し遠い間合いから素早く攻めてくるに違いない
柚希はそう予測していた
志紀の速さはその左足を相手に悟られないように引き付けるところにある
・・・・・風が、、、変わる
くるっ!!
そう思った瞬間に柚希の右手に小手が入り、すぐさま頭上に志紀の竹刀が振りかぶる
柚希はかろうじてそのメンを防御し、鍔迫り合いへと持ち越した
「あれ、おっかしいな~。柚希に防御されちゃった、クスクス」
「くっ・・・先輩、甘いですよ。こっからは、先輩の好きにはさせませんから」
危なかった・・・内心柚希はそう思っていた
この人の速さは尋常じゃない・・・
それになんでこんなに余裕なんだ
競り合いなのに、けして力が感じられない
むしろ、俺の方が・・・・圧されてる
柚希はこの競り合いから、どう志紀が打ってくるか迷った
志紀がこういう展開からよく得意な技は”引きメン”だ
だが、ここで志紀がその得意技で攻めてくるのか、それとも俺の考えを読んで、違った技でくるのか・・・・
”柚希は、相手はこうくるっていう変な自信あるから勝てない”
志紀のその言葉がどこかに引っかかっていた
どうする、ここからどうする
志紀先輩はどうくる、どう攻めてくる


