楓我が先生と話してる間に、噂話をしておいた。
先生はというと、
「古屋ぁ!俺何歳だと思う?」
とさっちゃんに叫んだ。
「えぇっ!?あたし?30歳!」
さっちゃんは先ほどの意見と同じことを言った。
もうちょっと気を遣って、大げさに若めに言っとけば良いのに。
先生は、頭をポリポリとかいて言った。
「まぁ・・・惜しいかな。」
惜しいんだ!?
30歳以上?20代??全然分かんないよー。
「高羽!言ってみろ。」
う。
若め若め・・・。
「28歳ですか?」
こんなもんだよねぇ?
みるみるうちに、先生の顔はパァっと明るくなった。
「正解だ!!」
マジですか。
30歳も28歳もあたしたちにとったらあんまり変わんないんだけども。
「すごーい、ええと、千夏?」
さっちゃんは呼びにくそうに言った。
そして付け足した。
「どういう字?」
「一・十・百・千の千に夏休みの夏だよ。普通でしょ」
あたしは7月で夏生まれだからね。
名前に自分に関係があるのが入ってるとかってうれしくない?
「可愛いね!ちーって呼んでい?」
「もちろん!」
いつも友達や家族には千夏って呼ばれてたから、なんか新鮮で嬉しいなぁ〜。

