「勝手に勘違いすんな」


「えっ?なっなにっ…」


"何が"それを言おうとした。
だけどそれと同時に私は手を引かれ
草太のもう片方の手は私の後頭部。




ちゅっ





私たちは二回目のキスをした。

そのまま唇が離れた。
何秒間してた?
そんなの全くわかんない。
一瞬の出来事過ぎて言葉が出ない



「…俺だってファーストキスだよバカヤロー。俺が覚えてないのは不公平すぎる。」


「え…」



草太は私の頭をくしゃくしゃとなで


「美玲、じゃーな。また明日」


草太は
いたずらに笑って歩きだして行った。