青春学園物語1

「他には?」


「え?」



じっと私の顔を見ながら言う草太。
他には……なにもない。




「ねーの?」



とてつもなく冷たい声。
どうして?いつもと違うよ。



「ごめん。」



小さく答える。
いつもこんな風に怒ったりしないのに。



「お前さ、何してたの?」


「え、何って聞き込み…」



「ならもっと情報つかんでこいよ。今日はもういい。帰ろう」




そう言って草太は出ていった。



「なんだ?あいつイライラしてるなんて珍しいな」