「、ああ″ー……っ やっぱ気持ちーですね、屋上」

陸はグッと背伸びをして、おっさんみたいな声を出した。

「? なんですか、先輩」

にこにこと笑いながら身体を左右に揺らす陸を見つめる。

ごめん、やっぱり おっさんは言いすぎたかもしれない……。