「あ、そういえば先輩。早くご飯食べに行きましょうよ。御堂さん先輩が
『まだ来ないのか? ( ´△`)
もう食べていい? (・ε・)』
って言ってましたよ」

「…毎回思うけど、その顔文字どうやって御堂先輩も陸も言ってるの?」

啓がなんともいえない顔で陸をじっと見つめる。

「えー、どうやってって言われても…。こうですかねー? (´・ω・`)?」

えー、と啓は呟く。

「安心しろ、俺もよくわからん」

「えー、でも白露先輩も出来るじゃないですか」

「今はな orz」

「ブルータス、お前もか……!」

「啓先輩も出来るようになりますよ」

「……なりたいような、なりたくないような…」

啓はなんとも いえない顔をした。

「まあ、取り敢えず 屋上行こう」