腐った日常生活はライ腐(フ)と詠む。




短く溜め息を吐き、見慣れたデジタル時計を見つめる。

4:20

そう表示されている時計を見て、
何故いつも同じ時刻に奇声を発するのかという疑問を、涙目ながらに飲み込む。

あの姉に常識という言葉は通用しないのだ。