後ろを振り向くと、困ったように日野くんが 私の後ろにいた。 「そんなに驚かないでよ。」 「ごっごめん…!!いきなりだったからつい…!」 日野くんは私の反応が楽しい(?)ようで クスクスと笑っていた。 「とりあえず、行こうかっ! 近くにカフェあるから、そこ寄ってこうぜっ」 「うっうん」 日野くんはリードしてくれるように歩き出した。 私も遅れをとらないように日野くんを追った。