不良だらけの危険なバイトッ☆


それを見た瞬間、加奈子の最後が想像できて。


傍にいてやれなかったことが辛くなって、部屋から飛び出してしまった。


莉子のこと、聞かれたときもそう。


俺はいつも肝心なときに加奈子と向き合えてなかったんだ。


加奈子だけじゃない…


莉子にも、


あいつらにも心を閉ざしていた。


俺にも、そんな過去があった。


それでも、あの日莉子が俺と向き合ってくれたから、


傍にいてくれたから、


俺は今こうしていられる…。


そして加奈子に、この言葉を伝えられることを幸せに思ってる。



「ねえ、ユキ…」


「ん…?」