不良だらけの危険なバイトッ☆


SIDE雪夜

「紹介するよ、この人は莉子。俺が愛してる奴で…これから一緒に生きていきたいと思ってる人だ」


風がなびく丘の上。


俺は莉子と、加奈子の墓参りに来ていた。


しばらくぶりのこの場所、そして…


「お前のことは絶対忘れないけど…俺も前に進むよ。ちゃんと幸せになるから…」


ずっと加奈子に伝えたかった言葉。


いつも俺のこと苦しめてるって、申し訳なさそうにしてたから。


少しでも安心させてやりたかったんだ。


ポケットの中には、あの時の羽根…そして、俺があげたネックレス。


手術が終わって、加奈子に初めて会ったとき、布団の中で握りしめてるのが見えた。