不良だらけの危険なバイトッ☆


「すでに白い羽根なんか頭につけてるなんて、お前が天使かよ」


冗談を言って、赤い目を細める。


そして…


「お兄ちゃん…」


「昨日お前元気ないように見えたからさ。…そんなんだけどやるよ」


シルバーの華奢なデザイン。


私の好きなピンク色の石がついて、すごくかわいい…。


「ありがとぉっ…」


ぎゅっと両手でそれを握った。


「天使ってさ…幸せを運ぶって聞いたんだ」


「え…?」


「次の手術、うまくいけばいいなと思って」


お兄ちゃんの優しさの証が胸元で、確かな輝きを放っている。


その表情は何よりも優しくて…。


お兄ちゃん…


「…うん!」


涙じゃない、笑顔で顔を上げた。


「絶対加奈子、治すから…!」


───・・・


ネックレスを握りしめながら、窓の外を眺める。