不良だらけの危険なバイトッ☆


その手が髪に触れる瞬間…


「奇遇だな」とお兄ちゃんが笑った。


「奇遇…?」


「…動くと取れないから、ちゃんと下向いて目瞑ってて」


「う、うん」


ふわりと手のひらが髪に触れる感覚。


そして…首元に冷たい何かが触れた。


「取れた」


お兄ちゃんの声に目を開けると。


「……これ…」


首元に光っているのは天使の羽根のネックレス。


「全然高いもんじゃないけどな…」


そう言いながら、お兄ちゃんは指で持った、本物の白い羽根の方を見つめている。


いつの間に頭についてたんだ…。