「嫌………」 泣きじゃくるあたしを、ユキは困ったように見つめている。 でも 「……時間…がない」 そう言ってユキは苦しそうに心臓を押さえた。 一秒、 もう一秒足りとも目を離したくない。 一瞬でさえも、離れたくない。 「ユキ………」 行かないでよ。 1人になんてしないで…… 「最…後に……」 言わないで。 そんな言葉を…… 「愛してる」 極上の笑顔が見えた。