────・・・ 「うわっ!」 「やめろおぉおっ!!!」 男達の怯えた声しか響かない。 「なんだ、こいつ…超強ぇ!!」 彼らの目に映るのは、獣のような目をした少年…。 「ユキヤ…てめぇ」 「……はぁっ…」 荒い息をしながらも、その動きは止まらない。 口元を残酷に緩ませながら、大の男達を次々と倒していく。 …どうしても、ここで負けるわけにはいかねえ… 正直、体は限界だった。 脳裏に浮かぶ、一人の少女の姿。 消えないように。 消さないように…。 たったひとつ… 俺が生きていく理由。