「大丈夫、いつも通りでいて、後は俺たちが守るから」 「そうだな。よし。遅刻するし、そろそろ出なさい」 マスターに促されて、あたし達は家を出た。 外は快晴。 忙しそうに人々が行き交う、いつも通りの通学路。 何も変わらないのに… "黒虎" 思い出す、隼人たちの集団に恐怖を覚えた。 「大丈夫……」 静かにユキが手を握った。 「うん」 この手を離さないために、 ずっとここにいるために、 あたしは戦わなければならない。 きっと大丈夫。 大丈夫だよ…