不良だらけの危険なバイトッ☆


「無理」

隼人がニヤニヤしながら答える。


「なんでっ!!」


か、彼氏とか言ったくせに最低~!!


周りの皆も気まずそうにしていて、あたしは一人涙目。


「だってなぁ…」

「うん」


藤堂君達にもさっきのような元気がない。


まるであたしの膝に爆弾でもあるかのような雰囲気。


この男の人はいったい…?


「ユキの寝起きの悪さは尋常じゃないからな…」


マスターも困ったように腕を組んでいた。