不良だらけの危険なバイトッ☆


「ひゃあぁっ//」

ボスッ…

明るい声と共に後ろから肩を抱きとめられる。


首元に回された男の人の逞しい腕にまた心臓がドキッ!と高鳴った。


恐る恐る顔をあげるとオレンジの髪にパーマをかけたお洒落な男の人の姿。


「近くで見るとさらに可愛い~!!」

軽めの口調。


「あ、あのあのあの//」

慣れない男の人とこんなに接近しているということもあり、声がうまく出てこない。


「何、見とれちゃった?」

「…っ」

ウィンクされると余計に反応に困ってしまう。


ど、どうすればいいのっ!!



「こら一哉、莉子ちゃんが困ってんだろ」