不良だらけの危険なバイトッ☆


優しい笑顔に見とれてしまいそうになる。


けど

「あのっ、面接は…」

まさかさっきの隼人の面接で合格というわけにはいかないだろうし。


とりあえず面接、受け直さなきゃ…


「ん、合格」

「えぇっ!?あたしまだ何も…」

「だって隼人が合格にしたんでしょ?だから全然OKOK」


よ、世の中そんなんでいいんでしょうか?


なんて心配するあたしをよそに廣瀬さんは近くの棚に手を伸ばす。


そして鼻歌を歌いながらあたしに服のようなものを渡した。


「じゃあこれ制服ね、あ、あと俺のことはマスターって呼んで!!」

「は、はい」