「ん…」 目を開くとあたりは真っ暗で。 …あれ…。 隣には隼人の無防備な寝顔があった。 時計を見ると午前3時。 早く起きちゃったんだ…。 でもまた寝られそうにない。 少し喉が渇いたな… たしか卓球場の近くに自販機があったかも。 水、買ってこようかな。 「ちょっと行ってくるね」 寝ている隼人の声をかけ、そっと立ち上がる。 廊下はまだ暗かった。 パコンッ あたしが歩くスリッパの音だけが響く。 曲がり角の向こうに自販機の明かりが見えた。 「ケホッゲホッ…っは」