不良だらけの危険なバイトッ☆


隼人のシャンプーの香りを感じる。


いつもと違って今日はあたしと同じ匂い。


「嫁にいけないんなら俺がもらってやるよ」


そう言って長い指であたしの涙をすくった。


「だからそんな泣くんじゃねえよ」


背中から伝わってくる鼓動。


恥ずかしくて…


でも嬉しくて。


「…ずるいよ」


「嫌だった?」


「…っ///」


嫌だなんて思ってないこと、知ってるくせに。


隼人はほんとずるい。


「…ありがと」


ほんとは助けてくれたことも感謝してる。


きっとあたしが風邪引かないように気をつかってくれたんだと思う。


でも恥ずかしくて…。


あたしはやっぱり子どもだ。