びくぅーっ!! 突然後ろから声を掛けられて心臓が跳ね上がる。 ななな、なにっ!? 恐る恐る振り返ったその時… 「……っ!?」 誰かに無理矢理に両腕を押さえつけられる。 ダンー…!! そのまま背中を壁に押し付けられた。 「いた…っ」 あたしは苦痛の表情を浮かべた。 体をすっぽりと覆い尽くす黒い影。 「てめえはそこで何してやがるんだ」