天神の地は如何なる者でも、どんな種族でも受け入れる。
それに嘘偽りはない。
だがこの龍には、少々仕置きが必要だった。
佐倉の王が自ら出張るのは何十年ぶりか。
初代寒緋との連携により、佐倉の王は龍に一瞬の隙を作る。
そしてその一瞬が決定的な隙だった。
用務員と御衣黄の渾身の結界が、龍の身を縛る。
完全に動きを封じられる龍。
詫びて悔いて、大人しくすればよし。
しかし龍のひねた性根はそれを認めようとしない。
致し方なく、用務員達はこの龍を封印し、しばしの反省を促す事にした。
それも只の封印ではない。
どんな強大な力を以ってしても破れぬ『他者の血を利用した封印』。
その一族の血脈の力を使い、何百年も封じてしまうのだ。
問題はその封印する『血』。
誰がこのような凶暴な龍をその血に宿すのか。
…一人の男が名乗りをあげた。
乱暴者で知られ、怖いもの知らず、喧嘩っ早さで多くの者に嫌われた人間のゴロツキ。
その男、姓を『丹下』といった…。
それに嘘偽りはない。
だがこの龍には、少々仕置きが必要だった。
佐倉の王が自ら出張るのは何十年ぶりか。
初代寒緋との連携により、佐倉の王は龍に一瞬の隙を作る。
そしてその一瞬が決定的な隙だった。
用務員と御衣黄の渾身の結界が、龍の身を縛る。
完全に動きを封じられる龍。
詫びて悔いて、大人しくすればよし。
しかし龍のひねた性根はそれを認めようとしない。
致し方なく、用務員達はこの龍を封印し、しばしの反省を促す事にした。
それも只の封印ではない。
どんな強大な力を以ってしても破れぬ『他者の血を利用した封印』。
その一族の血脈の力を使い、何百年も封じてしまうのだ。
問題はその封印する『血』。
誰がこのような凶暴な龍をその血に宿すのか。
…一人の男が名乗りをあげた。
乱暴者で知られ、怖いもの知らず、喧嘩っ早さで多くの者に嫌われた人間のゴロツキ。
その男、姓を『丹下』といった…。


