きょとんとする私を見ながら、光弥がク
クッと喉を鳴らしながら笑う。
……そんな姿も、カッコいいなんてずる
いよ。
まあ、そんなこと絶対本人には言わない
けど。ていうか、いえないけど。
なんて考えていたら、光弥が意地悪そう
な笑みを浮かべて、私を見つめた。
「今度のテスト、お前社会ヤバイんじゃ
ねーの?万年平均的以下の恋那サン?」
そう言われて、ああ、そういうことね、
と納得するとともに
光弥の言ったことはあまりに的を射てい
て、青ざめてしまう。もう、失礼だと怒
るのも忘れてしまうほどに。
確かにこのままでは、50点とれるかど
うかも怪しい。
ていうか絶対取れない。


