【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済





泣きそうな声でそう訴えれば、私を掴む
光弥の力が強まる。



「そんなの、許さない」



そう低い声で言った光弥が、私をソファ
に押し倒した。



───ドサッ……。



いとも容易く倒されてしまった私の身体
。抗う暇さえも無いほどに、それは一瞬
の出来事で。



嫌だ嫌だと首を振っていたら、片手でそ
の動きを止められてしまった。


指先で、首筋の辺りに触れられて、止め
られた動き。



光弥の触れてくる指先から、胸が締め付
けられるような、甘い痺れが走る。



光弥にキスされるのは、嬉しいけど、辛
いんだ。



……なんで嬉しいのかも。

……なんで辛いのかも、わからないけど




「光弥……やめて…お願い……」



そう言うのに、光弥の顔はどんどん近付
いてくるから、思わず目を瞑った。




───ちゅっ。