泣きそうな声でそう訴えれば、私を掴む
光弥の力が強まる。
「そんなの、許さない」
そう低い声で言った光弥が、私をソファ
に押し倒した。
───ドサッ……。
いとも容易く倒されてしまった私の身体
。抗う暇さえも無いほどに、それは一瞬
の出来事で。
嫌だ嫌だと首を振っていたら、片手でそ
の動きを止められてしまった。
指先で、首筋の辺りに触れられて、止め
られた動き。
光弥の触れてくる指先から、胸が締め付
けられるような、甘い痺れが走る。
光弥にキスされるのは、嬉しいけど、辛
いんだ。
……なんで嬉しいのかも。
……なんで辛いのかも、わからないけど
。
「光弥……やめて…お願い……」
そう言うのに、光弥の顔はどんどん近付
いてくるから、思わず目を瞑った。
───ちゅっ。


