叩かれた肩を押さえながら、意味がわか
らないと言ったように千夏に目をやる。
だけど千夏は相変わらずニヤニヤと笑っ
ているだけで。
そしたらいきなり。
「だって光弥君とあんなことやそんなこ
としほうだいでしょ?一つ屋根の下だも
ん」
なんて言い出したから、やっぱり首を傾
げた。
「……どういう意味よ?」
そういうと「えーもうわかってるくせに
ぃ」なんて良いながら……
「キスとかエッ───……」
千夏が爆弾発言する前に、千夏の口を塞
いでやった。
まったく、何を言い出すんだよ、この子
って奴は。
女の子の使う単語じゃない。
千夏が苦しそうにもがくので、手を離し
てやる。
「ぷはぁ……っ!何すんの!」


