こんなに彼女を歪ませたのは
きっと俺。



うつくしい彼女を
悪魔に変えてしまったのは。



_____ 他の誰でもない、俺だから。



「うるさい。
早く……行きなよ」



そう言った彼女は少し涙声で



その垣間に、少しだけ、あの頃の彼女を思い出した。



ごめん。西山。
ごめん。ナナ先生。



だけど……いい足りないくらいに、大好きだ。