見れば西山が ニコニコと微笑みながら、 木にもたれかかっていた。 「_____ 西山……」 正直言って、 西山は苦手だ。 告白してきたからじゃない。 本当は俺を好きじゃないくせに、 好きっていうから。 「そうだよ」 「ね、ちょっと来て。 すぐに終わるから。 お願い」 そう言われて 断る理由も見つからず 近寄ると_____ 。 _______________ グイッ。