あの修学旅行から2ヶ月。



町はイルミネーションで満ち溢れ、すっかりクリスマスムードに呑み込まれている。



かくいう俺はというと、自分の不甲斐なさに呆れてる所だった。



それは、昨日の事。






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「はぁ?
いい作戦?」



まあ、何の用事もないのに俺の家に夏希が来るなんて変だと思ってた。



夏希は図々しくも俺の部屋に突撃し、急にそんな事を言い出した。