そんな風にじたばたしていると 「何してんだ……お前ら」 というような 呆れたような声がして 振り向くと、 光弥が文字通り呆れていた。 「あ、光弥!」 「ちぇっ。 国立来たんならしゃーないな。 とりあえず、写真は保管やね~」 「ええ、 ちょっ……もう…」