無駄な期待。 淡い願い。 醜い独占欲。 嫌だ。 こんな自分。 どろどろしてる。 大嫌い。 こんな自分。 ──光弥に、見せられない。 「ちょっと……。買い物言ってくる」 そう言って、その場から離れようとした ら、光弥にガシッと腕を掴まれた。 顔は、上げられなかったけど、多分光弥 には気付かれてる。 「何……。ないてんだよ?」 ──私が、泣いてること。 「泣いてなんか……」 ないよって言いたいけど。 言えないね。だって本当に泣いてるから 。涙、止まってくれないんだ。