幼稚園の年長。 周りからしたら、その時の私達なんて、 社会の仕組みなんてまるで何も知らない 、まだまだ子供なのに。 当時の私達からしたら、年長ってだけで 、ちょっと大人になったっていう優越感 でいっぱいだった。 「ナナせんせーっ」 うだるような暑さでも、私達は決して臆 せず元気に駆け回る。 私と光弥には大好きな先生……ナナ先生 という先生が居た。 「光弥君、恋那ちゃん」