即答すんなコノヤロー!!



私が恥ずかしがってるってわかっててや
ってるんだこの悪魔。



すると次の瞬間、光弥はとんでもない爆
弾を落としてきた。



「じゃあ、俺と一緒に風呂入ろうぜ?そ
したら離してやってもいいけど」

「……っ、!?」



耳朶を掠めるようにして囁かれた、甘い
誘い。



背中に光弥の顔があるというのに、どん
な顔をしているのかが、手に取るように
わかる。



きっといつもみたいに。

ニヤッてイタズラっぽく笑っているにち
がいない。



「なにいってんのよ、もう」



バカな事言わないで、と震える声を落ち
着かせて、そうはぐらかしてみるけども




「嘘じゃ、ねーよ?恋那に触れたい。本
当は、いますぐ抱きたい。押し倒して─
─」