ブンブンと頷きながらそう言うと、光弥
がじっと見つめてきた。
ドキドキ。
ドキドキ。
光弥に見られるとすごくドキドキする。
心臓がうるさくて堪らないんだ。
暫くの間、そうやって見つめあっている
と、くい、と光弥が不機嫌そうに眉を寄
せた。
「絶対……わかってねーだろ。いや、わ
かろうとしてねーんだろ、どうせ」
低く唸るようなその声に、びくびくしな
がら、私も眉を寄せて光弥を見上げた。
「ど、どういういみ?」
そう訊くと、一瞬の内に、光弥が更に
近くに来ていて。
まばたきをする暇もないくらい一瞬で、
触れるだけの軽いキスを落とされた。


