不思議そうに首を傾げる朝田君に、私は
クスッと笑う。



「うん、国立光弥。私のね、彼氏なんだ
!まだ二ヶ月だけど……あ、幼なじみな
の」



すると、納得したように頷く朝田君。



「ほーん。恋那かわえぇし、彼氏君もイ
ケメンなんやろなぁ」

「うんイケメン……って私は可愛くない
よ!!」



どさくさに紛れて頷いちゃったけど!



慌てたように否定する私に、にかっと朝
田君は笑って、私の頭を撫でてきた。



「恋那はかわえぇよ。一番良い子や」

「も、もぅ……」



調子良いんだから……。