【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済





教室に向かう途中、後ろからどーんっと
勢いよく抱きつかれて、私は前につんの
めった。



もう少しで顔面から廊下にスライディン
グする所だったのを、どうにか踏ん張る




その正体は千夏で、イタズラっぽくニヘ
ヘ、と笑っていた。



「おっはよ、恋那!」

「千夏、おはよう。あと危ないから、抱
きつくならもっと優しくね」



そうにっこり微笑むと、むにーっと頬を
つねられた。



え、何故につねる?

痛い痛い!!結構痛いッスよ!?千夏さ
ん!!



すると痛さと驚きに身を強張らせる私に
、千夏はニタァ、と笑った。



「幸せそうな顔しちゃってぇ~!」

「え、うそ!?」



ツンツン、と頬をつつかれて、思わず目
を見開く。