私は羞恥心に耐えられず、もういい、と 自分の部屋にこもった。 思い出すだけで恥ずかしすぎて死にそう なのに、口になんて出せない。 私は、自分の事で精一杯で、知らなかっ た。 光弥が、胸を撫で下ろしているなんて。