今思えば、私、光弥と随分恥ずかしいこ
としてた気がする……。



最初のキスも恥ずかしすぎて心臓壊れる
かと思ったけど、その比じゃない。



思い出したら、急に恥ずかしくなってう
つむいてしまった。



そんな私の変化を知ってか知らずか、に
やっと笑って、私を下からのぞきこむ光
弥。



「……あんな、何?」

「あ、あんな……」

「ん?もっとはっきり」



そう焦らされて、さらに恥ずかしい。



意地悪!絶対わかってるくせに!



この悪魔!鬼畜ーっ!