怒ったり 笑ったり 拗ねたり 驚いたり 光弥、色んな顔をくるくるさせるから、 意味わかんないよ。 もう昔みたいに、幼なじみだからって、 光弥の考えてることがなんでもわかる訳 じゃ無いんだから。 でもそんな光弥に、毎回動揺したり反応 したりしてる自分が……。 一番、わかんないよ。 自分の気持ちなのに、自分で理解出来な い。 光弥の手が、私の髪の毛をゆっくり撫で ていく。 そして、その瞳に甘さを含ませて、私を 見つめた。 「渡さねぇよ、誰にも。──俺の、もん だろ?」