みにょーんと左右に伸ばされて、多分相 当変な顔になってると思う。 ていうか痛いんですけど! 「なっ、なにふんの!?」 「お前がふざけたこというから悪いんだ ろーが。まさかお前、俺が女好きとか思 ってねーよな?」 そう訊かれて、私は目をぱちくりさせた 。頬の痛みを忘れるくらいの衝撃だった 。 ……え、違うの? すると、またまたギロッと睨まれて、思 わず怯む。 そして目を逸らすと、不機嫌そうに舌打 ちされた。 怖いよバカ!! 「ふざけんなよ、お前。俺が……好きな のは──」 ──ドクン。